モンゴルの人々は馬との共存生活

モンゴルの人々にとって、馬は欠かせない家族であり、草原そのもののようです。馬と草原と自分と。そうして自分の家族と。これらはみな、切っても切れない関係で、時を超え、遥か昔から、有機的なつながりを保ち得ているようです。そこへ観光客がやってきて、彼らが大切にしているものを、ワーキャーで壊さなければいいなあ、と余計なお世話ながら、ちょっと心配というか、不安なのです。日本で見かける馬ともまた違いますしね。学校のクラブ活動等でやっているのはサラブレッド(軽種)のブリティッシュ式でしょう。競馬もオリンピックもこの流れです。いわゆる日本の在来馬は、あまりいないそうですけど。道産子、木曽馬、御崎馬、対州馬、野間馬、トカラ馬、宮古馬、与那国馬と、どれも見に行かないと、見ることができないです。その起源はモンゴル高原までさかのぼることができるそうですけど。見に行くんではなく、馬と共存する生活が縁遠いですね。私も自信ないです。
馬と草原と自分へ +1 !

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モンゴルの人々が脈々と受け継いできたもの
中国ドラマ「宮廷女官若曦」にモンゴルの馬が出てきます。18世紀初頭(清)・康煕帝時代の話なんだけど。高貴な女性であっても(であればこそ?)、この時代は馬を乗りこなしてナンボみたいです。しかも馬上でサーカスみたいな曲芸をしてみせていました。現代日本人の感覚からすると、おてんばにも程がある!? がドラマ内の観客の、高貴な男性陣らは、「おー!」って歓声、上げていましたよ。モンゴル馬をいきいきと乗りこなす
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モンゴル馬のタヒは「魂」を意味する
モンゴルの馬は半野生馬のていですね。見た目はサラブレッドのような俊敏さがなく鈍臭い感じなんだけど、あのチンギス・ハーンもまたがって駆けまわっていた馬ですから、秘めたる能力たるや大変なものがあります。気候の変化に耐え、オオカミとの戦いにも勝利し、家族構成を厳密に統制し、野生でなくなった後は人間たちとの共存に適応して生き延びてきた馬たちです。そのDNAに深く刻まれているはず。馬が忘れても歴史は忘れない
乗馬を介しての異文化交流です
モンゴルの乗馬ツアーに参加するなら。持ち物は、まっ先に、帽子。高原と風は同義だから飛ばされないように、あごひも付きで。あんたヘタだからヘルメットかぶって、って言われるかもしれないけれど(笑)、できれば帽子、かっこいい帽子! 馬に自慢してやるの、いいでしょ、って(日本からヘンなのが来た? 笑)。あとは服装。これは動きやすい格好なら何でもよいかと。ブリティッシュ式の乗馬スタイルだと気分が違うというか、